6日夜、香川県丸亀市内の市道で、路肩を歩いていた69歳の女性が後方から進行してきたクルマにはねられた。女性は骨折などの重傷。クルマはそのまま逃走したが、目撃情報から18歳の少年をひき逃げなどの容疑で逮捕している。
香川県警・丸亀署によると、事故が起きたのは6日の午後8時15分ごろ。丸亀市新浜町付近の市道で、道路左側の路肩を歩いていた69歳の女性に対し、後ろから進行してきた軽乗用車が衝突した。
女性は転倒した際に右足を骨折する重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始し、目撃情報から同市内に在住する18歳の少年が容疑に関与したと判断。7日までに自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。
調べに対して少年は「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述。逮捕時には酒気帯び相当量以下のアルコール分しか検出されていないが、警察では事故当時に酒気帯び状態だった可能性が高いとみている。