ニチアスは、2009年3月期の通期連結業績予想を修正した。
売上高は、半導体製造装置関連製品の需要が引き続き低水準で推移することや国内自動車メーカーの減産の影響で、第3四半期以降も高機能製品、自動車部品の売上が当初計画を下回ることが見込まれるものの、第2四半期連結累計期間の工業製品の売上が当初計画を上回り、第3四半期以降も堅調に推移することが見込まれる。また、建材部門の売上が当初計画を上回る見込みで、通期では前回発表予想を据え置いた。
利益面では、第2四半期連結累計期間までの予想が当初計画を上回る見込みとなったが、第3四半期以降、主に原材料価格の高騰による影響が予想されることから、営業利益は前回発表の105億円から102億円に下方修正した。経常利益、当期純利益は前回発表予想を据え置いた。