5日未明、神奈川県相模原市内の県道で、道路を横断しようとしていた自転車とバイクが衝突する事故が起きた。自転車に乗っていたパキスタン国籍を持つ男性が死亡。バイクの運転者は逃走しており、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
神奈川県警・相模原南署によると、事故が起きたのは5日の午前4時35分ごろ。相模原市南台1丁目付近の県道で、外国人の男性が頭から地を流した状態で倒れているのを通行人が発見。警察に届け出た。
男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因ですでに死亡していたことを確認。所持品などから、パキスタン国籍を持つ42歳の男性ということが判明した。
死亡した男性が倒れていた場所から約20m先に、男性の自転車と衝突したとみられるバイクが転倒していたが、ナンバープレートはもぎ取られた状態になっており、運転者の姿も見当たらなかった。
現場は片側1車線。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。