日本電産サンキョー、携帯電話向けレンズアクチュエーターを増産

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日本電産サンキョー、携帯電話向けレンズアクチュエーターを増産
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日本電産サンキョーは、マーケットの成長が続いている携帯電話向けレンズアクチュエータの生産体制を増強するため、日本電産三協(福州)有限公司でも生産して、生産能力を大幅に拡大すると発表した。

携帯電話カメラのオートフォーカス機構として開発された同社のレンズアクチュエータは、国内外の大手携帯電話メーカー向けに2006年度から量産を開始した。その後も着実に採用機種数を増やし事業拡大を続けるとともに、生産体制の増強を進めてきている。

今年度初めに、レンズアクチュエータの生産拠点となる日本電産三協(香港)有限公司の石龍工場に月産250万台の体制を構築した。

今後もオートフォーカス機構が搭載される携帯電話は世界規模での普及が進むことが予想されていることから、石龍工場の更なる増強を行うとともに、中国福建省福州市にある日本電産三協(福州)有限公司でも9月から生産を開始し、生産体制を大幅に増強する。

レンズアクチュエーターの生産能力は、今年4月時点で年産250万台だったが、香港の工場の生産能力増強と中国での生産開始で、年産800万台規模に拡大、今年12月には中国の生産体制が軌道に乗るため、年産1200万台体制となる見通し。

《レスポンス編集部》

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