帝国石油は、新潟県上越市(直江津港)にLNG受入基地を建設することを決定した。投資額は約1000億円で、2014年から操業開始する予定だ。
天然ガスに対する需要は、環境・省エネルギー意識の高まりや原油価格の高騰を背景に順調な伸びを見せており、今後も堅調に推移する見通し。
このため同社は、中長期的に十分な天然ガスの供給能力を確保することを目的に新潟県上越市でLNG受入基地の建設について検討してきたが、今回、直江津港港湾計画の一部変更が行われたことを受け、建設を進めていくことを決定した。
LNG受入基地の建設により、静岡ガスからのLNG気化ガスの導入と合わせて、天然ガスの安定供給体制を強化する。