北越工業は、第3次排ガス規制対応のオイルフェンス一体型発電機2機種を8月下旬から発売すると発表した。
環境に対する意識が高まっており、排ガスとともに機内の燃料やオイルの流出による土壌汚染に対する意識も高まっている。従来は、燃料やオイルの流出防止のために個別のオイルフェンスを用意し、それに発電機を載せて対応していた。また、長時間の連続運転をする場合も別置きの燃料タンクを発電機に接続して使用する必要があり、この別置き燃料タンクにも個別のオイルフェンスが必要だった。
新しい発電機は、燃料やオイルの流出防止と雨水の浸入防止構造を採用、また長時間の連続運転の機能を一体構造とした上で、国土交通省第3次排ガス規制をクリアするなど、環境に配慮した。
オイルフェンスや別置き燃料タンクが不要となり、移動ごとの運送費用も省け、工事現場での設置も発電機を置くスペースだけで済む。また、電気設備技術基準の常時監視をしない発電所の施設に対応し、常時監視が不要となる。