1日正午ごろ、宮城県利府町内の県道で、交差点を直進していた乗用車と、対向車線側から右折してきた軽乗用車が衝突した。乗用車は横転した後、別の対向車と衝突して大破。乗っていた2人が死傷している。
宮城県警・塩釜署によると、事故が起きたのは1日の午後0時10分ごろ。利府町赤沼放森付近の県道で、交差点を直進していた乗用車と、対向車線から右折してきた軽乗用車が衝突。乗用車は衝突の弾みで横転し、そのまま滑走して対向車線側に進入。別のクルマとも衝突して大破した。
この事故で乗用車を運転していた32歳の男性は頭部強打が原因で約12時間後に死亡。助手席に装着したチャイルドシートに着座していた2歳の女児も頭部骨折の重傷を負っている。軽乗用車を運転していた52歳の女性にケガはなかった。
現場は見通しの良い交差点。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。