【GM100周年 特別企画】2代目キャデラックCTSは「アート&サイエンス」の完成形

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キャデラックCTS…“アート&サイエンス”をコンセプトに掲げて投入したスポーツセダン

2002年に登場した初代『CTS』は、創業100周年を迎えたキャデラックが「アート&サイエンス」(創造的なデザインと独創的なテクノロジー)をコンセプトに掲げて投入したモデルだ。

従来のキャデラックのイメージをくつがえす、ステルス戦闘機をモチーフにした斬新なスタイリング。キャデラックにとって久々のFRシャシーとなった「シグマ」プラットフォーム。さらにドイツ・ニュルブルクリンクの通称オールドコース(1周20.8km)で長期間にわたって開発を行うなど、初代CTSはドイツ製高性能セダンと互角の走行性能を目指した、極めて意欲的なモデルだった。

そのCTSが2007年に全面的な改良を受けて2代目に進化した。初代の革新的なコンセプトを受け継ぎつつ、洗練度と走行性能をさらに高めた新型は、言わば「CTSの完成形」だ。2代目CTSの開発テーマ「パースート(Pursuit=追求)」とは、あくまで最初のテーマである「アート&サイエンス」の追求を意味すると考えていいだろう。

◆デザインコンセプトはそのままに再構築

初代のコンセプトを受け継ぐ2代目CTSの外観デザインは、キャデラックのコンセプトカー『シックスティーン』(2003年)のモチーフで再構築されている。前後のフェンダーは力強く張り出し、トレッド幅は2インチ(約5cm)も拡大。質感の高いフロントグリルやライト類といった個々のパーツが、高級感を力強くアピールする。キャデラックが当初から目指した「アート」とはこれなのだと納得が行くアピアランスだ。誰の真似でもない、キャデラック独自のスポーツセダン像が形となっている。

内装の品質感も2代目で進化している。初代の内装はその斬新さが品質より先行してしまった印象があったが、新型CTSではその点が抜本的に改められ、デザイナーが当初思い描いた通りの高級感とキャデラックらしさを感じさせるものとなっている。

◆「EZ Keyシステム」はエンジン遠隔始動も可

ハイテクを積極的に採用している点もキャデラックらしいところだ。「EZ Keyシステム」はブロック型キーを携帯するだけで、ドアロック/アンロックを接近感知で行うほか、もちろんエンジン始動も可能。さらに車外からの始動も可能なリモコンエンジンスターター機能を内蔵している。

新型CTS用にアルパインと共同開発した40GBのHDDナビゲーションシステムは、タッチパネル式の電動昇降式8インチモニターを備える。組み合わされるBOSE製の5.1チャンネルサラウンドサウンドシステムは、300Wの高出力アンプと10個のスピーカーで構成され、DVDソフトやiPodにも完全に対応。さらにハードディスクに音楽ソースの取り込みが出来るのはもちろん、ラジオを60分間「バッファ録音」(タイムシフト機能)し、放送中の番組を停止したり、後で巻き戻して番組を聴くことさえ可能だ。

走行性能に関係する部分では、キャデラックが早くから実用化した電子制御デバイス「スタビリトラック」をもちろん全車に備える。さらに衝突安全に関しては、強固なセーフティケージ構造のキャビンに加えて6個のエアバッグを装備。またヘッドライトの照射範囲をコーナー内側に向けるアダプティブ・フォワードライティング・システムも標準装備する。

《丹羽圭@DAYS》

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