アイシン精機が発表した2008年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高は前年同期比4.4%増の6700億円と増収。営業利益が同5.6%減の373億円の減益となった。
トヨタ自動車向けのATやMT、カーナビゲーションシステム、パワースライドドアシステムなどの販売が伸びた。損益では、原材料価格の上昇や為替変動による影響、減価償却費・研究開発費の増加で営業減益となった。
経常利益は持分法投資利益の増加などで、同4.2%増の451億円、当期純利益は同15.5%増の238億円となった。
通期連結業績見通しは、売上高が当初見通しよりも300億円マイナスの2兆6900億円、営業利益が80億円マイナスの1340億円、経常利益が60億円マイナスの1430億円に下方修正した。当期純利益700億円の予想は据え置いた。