トヨタ紡織が発表した2008年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高は増産効果で前年同期比6.5%増の3066億円と増収だった。営業利益が6.3%増の155億4600円。
シート、トリムなどの内装品が増えたほか、フィルター・パワートレイン部品、繊維・外装品なども増産効果で伸びた。損益では、製品価格変動の影響や労務費の増加などの減益要因があったものの、売上げ増やグループ挙げての合理化効果があらわれた。
経常利益は同16.3%増の180億円となった。当期純利益が同8.4%増の103億円と増益だった。
通期連結業績見通しは前回発表したものを据え置いた。