新日本無線が発表した2008年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高は前年同期比6.1%減の136億6500万円と減収。11億3100万円の営業赤字となった。
マイクロ波管・周辺機器部門の売上げは横ばいだったが、マイクロ波応用製品部門や主力の半導体部門の売上げ不振が影響した。損益面では、売上げのマイナスに加えて棚卸資産の評価に関する会計基準の新規適用で棚卸資産の簿価切下額8億6500万円を計上した。
このため9億6100万円の経常赤字、当期赤字6億7200万円を計上した。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。