救急車が出会い頭事故、多重衝突に発展

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15日早朝、神奈川県相模原市内の国道16号で、交差点を進行していた緊急走行中の救急車と乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。あわせて4台が関係する多重衝突となり、2人が軽傷を負っている。

神奈川県警・相模原署によると、事故が起きたのは15日の午前6時25分ごろ。相模原市中央1丁目付近の国道16号で、緊急走行していた相模原市消防局の救急車が赤信号の交差点に進入したところ、右方向から進行してきた乗用車と出会い頭に衝突した。乗用車は衝突を避けようと急ハンドルを切ったが、これが原因で対向車とも衝突するなど、車両4台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で最初に衝突した乗用車を運転していた59歳の男性と、対向車を運転していた36歳の男性が打撲などの軽傷。救急車に乗っていた患者を含む4人にケガはなかった。警察では救急車を運転していた25歳の隊員から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い交差点。救急車は交差点に徐行進入したが、左右の安全確認を怠ったことが事故につながったとみられている。

《石田真一》

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