無人滑走したタンクローリーを止めようとして下敷きに

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13日早朝、大阪府大東市内の私有地内で、小型タンクローリー車が無人で暴走し、これを制止しようとした男性が下敷きとなって死亡する事故が起きた。警察では死亡した男性の身元調べを進めている。

大阪府警・四條畷署によると、事故が起きたのは13日の午前5時20分ごろ。大東市大字中垣内付近にある私有地で、小型タンクローリー車が横転しているのを通行人が発見、警察に届け出た。

通報を受けて現場に急行した同署員が、クルマの近くに倒れている男性を発見。男性は意識不明の状態で、近くの病院に収容されたが、胸部強打などが原因で間もなく死亡した。警察では変死扱いとしており、司法解剖で死因の特定を行う方針だ。

現場は府道沿いにある私有地。崖に向かって緩やかに傾斜している。タンクローリー車は崖下に転落しており、サイドブレーキが掛かっていなかったことから、警察では無人のまま滑走したクルマを制止しようとした男性が転倒。クルマの下敷きとなって死亡したものと推測している。

《石田真一》

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