トヨタ自動車は7日、中国・第一汽車集団との合弁会社である四川一汽トヨタが成都工場を移転拡張すると発表した。四川省成都市成華区から、同市内の成都経済技術開発区(龍泉)新区に移転させる。
新工場は2010年前半に完工の予定で、生産能力は現在の年1万3000台から3万台に引き上げる。投資額は36億元(約560億円)。同工場は小型バスの『コースター』と『ランドクルーザープラド』を生産している。
四川一汽トヨタには、『プリウス』などを生産する長春工場(吉林省長春市、能力年1万台)もあり、成都の移転拡張後は合計能力は年4万台となる。