コンクリート壁に衝突して横転、3人死傷

自動車 社会 社会

21日夜、静岡県河津町内の国道414号を走行していた乗用車が道路左側のコンクリート壁に衝突し、その弾みで横転した。クルマは中破。乗っていた3人が死傷している。雨によるスリップが事故の主因とみられている。

静岡県警・下田署によると、事故が起きたのは21日の午後9時30分ごろ。河津町梨本付近の国道414号を走行していた53歳男性の運転する乗用車が道路左側のコンクリート壁に衝突。その弾みで横転した。

クルマは中破。後部座席にシートベルト未着用で同乗していたとみられる82歳の男性と79歳の女性が全身を強打。近くの病院に収容されたが、間もなく死亡。運転していた男性も胸部骨折などの重傷を負った。

現場は片側1車線で、クルマの進行方向に下り坂となっている。当時は強い雨が降っており、路面が滑りやすい状態だった。警察では雨によるスリップと、ハンドル操作のミスが事故の主因と推測している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース