18日正午ごろ、大分県大分市内の市道を走行していた小型バイクに対し、後続の乗用車が追突する事故が起きた。バイクは前走するトラックとの間に挟まれる状態となり、運転していた女性が死亡している。警察はクルマを運転していた22歳の男を逮捕している。
大分県警・大分東署によると、事故が起きたのは18日の午後0時10分ごろ。大分市須賀付近の市道を走行していた36歳女性の運転する小型バイクが減速したところ、後ろから減速しないまま進行してきた乗用車が追突した。
バイクは停止寸前だった前走の普通トラックに追突。乗用車との間に挟まれる状態となった。運転していた女性は頭部を強打し、収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた22歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り換えて調べを進めている。
現場は片側1車線。事故の直前、小型バイクの前を走っていたトラックは右折のために減速を開始。側方から追い越す余地はなく、バイクもトラックに従って減速を開始したが、クルマはスピードを維持したまま突っ込んできたという。警察では乗用車の前方不注意が事故の主因と推測。事故当時の状況について男から事情を聞いている。