阪神高速で側壁大破、一般道のクルマにも被害

自動車 社会 社会

17日早朝、大阪府大阪市中央区内の阪神高速道路・環状線で、接触事故を起こして路肩に停車していた2台の車両に対し、後続の大型トラックが追突した。側壁などが壊れ、約10m下の府道に落下。信号待ちのクルマが損傷するなどの二次被害も発生している。

大阪府警・高速隊によると、事故が起きたのは17日の午前5時20分ごろ。大阪市中央区北久宝寺町4丁目付近の阪神高速環状線で、接触事故を起こして立ち往生していた乗用車と普通トラックに対し、後ろから走ってきた大型トラックが追突した。

大型トラックはこのうち1台を押し出し、その弾みで横転。押し出されたクルマは側壁や防音壁を約20mに渡って破壊したが、これらは約10m下の府道に落下して信号待ちの軽トラックなど2台を直撃。フロントガラスなどを割る二次被害も発生している。

この事故で大型トラックを運転していた44歳の男性が打撲などの軽傷を負ったが、他には人的被害はなかったという。警察ではトラックの前方不注意が事故の原因とみて、運転者から事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース