万引き、警備員にクルマを執拗にぶつける

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万引きが発覚した際、追跡する警備員に対して執拗にクルマを接触させてケガを負わせたとして、神奈川県警は11日、神奈川県厚木市内に在住する33歳の女を強盗傷害容疑で逮捕した。

神奈川県警・厚木署によると、逮捕された女は今年5月9日の午後0時45分ごろ、厚木市内にあるスーパーマーケットで酒類など約3500円分の商品をベビーカーに隠すなどして万引きした疑いがもたれている。

犯行は同店の私服警備員によって目撃されており、この警備員は女が店外に出たところで声を掛けた。しかし、女はこれを振り切るように歩き続け、自分のクルマに乗り込んだ。警備員は発進を阻止しようとしたが、女は低速だったものの執拗に警備員にクルマを接触させ、最終的には転倒させた。

警備員は全治約3週間の打撲を負ったが、クルマは混乱に乗じて逃走。警察ではナンバーの目撃情報と、防犯カメラの映像から容疑者の女を特定。11日までに強盗傷害容疑で逮捕した。犯行時は3人の子供連れだったことも判明している。

調べに対して女は「知らない」などと容疑を否認しているようだ。

《石田真一》

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