住友金属、ステンレスシームレス鋼管を値上げへ

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住友金属工業は、ステンレスシームレス鋼管の主原料であるクロムの大幅な高騰などを受け、国内のすべての顧客向けステンレスシームレス鋼管について価格値上げの交渉を開始したと発表した。値上げ幅は10%で、6月契約分の10月出荷分以降が対象となる。

ステンレスシームレス鋼管の主原料であるクロム価格の高騰は、前回値上げをした昨年末での予想を大幅に上回って推移している。同社はコストダウンの強化に努めているものの、企業努力を大きく上回る規模の原材料のコストアップについては、製品価格を改定せざるを得ない状況としている。

ステンレスシームレス鋼管を製造する特殊管事業所(尼崎)では、昨年スーパーハイエンドボイラチューブの製造能力を5割増強して年間1万8000トンとするなど、旺盛なエネルギー関連需要(発電用、石油精製・石油化学用、油井用など)に対応しているが、内外の需給は逼迫しており、安定供給確保のために価格値上げを要請する。
《レスポンス編集部》

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