元トヨタF1チームの代表を努めていたオヴェ・アンダーソンが、11日朝、南アフリカで開催されたクラシックラリー中の事故によって亡くなったことが明らかになった。
アンダーソンは自身もラリードライバーとして活躍し、トヨタ・チーム・ヨーロッパ(TTEは1993年にTMGに組織変更された)設立の立役者。指揮官としてトヨタを何度もラリーチャンピオンに導き、2002年にはパナソニック・トヨタ・レーシングのチーム代表としてF1にもチャレンジした。2003年にチーム代表を退いた後もチームのコンサルタントとしてトヨタに深く関わっていた。享年70。