横浜ゴムは、タイのバンコクにタイヤ販売会社「ヨコハマタイヤセールス(タイ)」を設立、7月から営業を開始すると発表した。
新設した販売会社の資本金は2億バーツ(約6億円)で、全額横浜ゴムが出資した。
タイでのヨコハマブランドタイヤの販売は、日本から輸入した高性能乗用車用タイヤを中心に急増している。同社ではこれまで、タイでは、現地タイヤ代理店を通じてタイヤを販売してきたが、今後さらに乗用車用タイヤの販売を拡大し、さらに現在ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング(タイ)で生産しているトラック・バス用タイヤ、ライトトラック用タイヤの現地販売を強化するためには、自前のタイヤ販売会社を持つ必要があると判断した。
タイの新会社設立によって、横浜ゴムグループのアジアにおけるタイヤ販売会社は、台湾、韓国、中国、フィリピンと合わせて5か国になった。