カーチェイス中の事故で少年2人を書類送検

昨年10月、千葉県成田市内の県道で発生した死亡事故について、千葉県警は26日、事故はクルマ2台が猛スピードで競争するように走行していたことが発端となって発生したとして、19歳の少年を危険運転致死傷容疑で書類送検した。

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昨年10月、千葉県成田市内の県道で発生した死亡事故について、千葉県警は26日、事故はクルマ2台が猛スピードで競争するように走行していたことが発端となって発生したとして、19歳の少年を危険運転致死傷容疑で書類送検した。相手となった19歳の少年も道路交通法違反容疑で書類送検している。

千葉県警・成田署によると、問題の事故は2007年10月29日夕方に発生している。成田市小泉付近の県道を走行していた乗用車が前走車に追突。その弾みで路外に逸脱し、路肩を自転車で走行していた60歳代とみられる男性をはねた。男性は右足骨折などの重傷を負い、約1か月後に出血性ショックを原因とする多臓器不全が原因で死亡した。

警察では事故の原因を調べていたが、事故を起こした2人は同じ専門学校に通う顔見知りということが後に判明した。2人は100km/hを超える猛スピードでカーチェイスを行っており、路肩の自転車を目視した前走車がこれを回避しようと急減速したことで後続車が追突。さらに路外に逸脱したこともわかった。

2人は「クルマの格を争っていた。どちらが速いか競争で勝負しようと思った」、「抜かれて負けるのが嫌で、だんだん速度が上がっていった」などと供述。事故がカーチェイス中に生じたことは大筋で認めていた。

警察では追突車を運転していた19歳の少年が煽り立てるなどの危険行為を行っていたと断定。この少年を危険運転致死傷容疑で千葉地検に書類送検した。また、前走車を運転していた19歳の少年も制限速度を超えた状態での違法競争に応じたとして、道交法違反(安全運転義務違反)で書類送検している。

なお、死亡した男性も身元は現時点でも判明しておらず、警察では引き続き調べを進める方針だ。
《石田真一》

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