運動会の場所取り行列を直撃 5人死傷

23日午後、福島県須賀川市内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。近くの小学校で行われる運動会の場所取りをしていた人たちが並ぶ列に突っ込んだ。この事故でクルマの直撃を受けた82歳の女性が死亡。他の4人が重軽傷を負っている。

自動車 社会 社会
23日午後、福島県須賀川市内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。近くの小学校で行われる運動会の場所取りをしていた人たちが並ぶ列に突っ込んだ。この事故でクルマの直撃を受けた82歳の女性が死亡、他の4人が重軽傷を負っている。

福島県警・須賀川署によると、事故が起きたのは23日の午後2時25分ごろ。須賀川市朝日田付近の市道を走行していた乗用車がカーブを曲がりきれずに路外へ逸脱。運動会観覧の場所取りのため、近くにある小学校の校門前に並んでいた約20人の列に突っ込んだ。

大半の人は地面に座っていたため、すぐに逃げ出すことができず、5人がクルマの直撃を受けた。このうち82歳の女性が全身を強打し、収容先の病院で間もなく死亡。他の4人も骨折や打撲の重軽傷を負った。警察ではクルマを運転していた79歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

現場は幅員約5mの市道で、クルマの進行方向に向かって緩やかな右カーブとなっていた。負傷者は24日に開催される運動会の観覧場所確保のために並んでいた。事故を起こした容疑者も場所取りに参加するため、クルマで同所に訪れたという。調べに対しては「アクセルとブレーキを踏み間違えた」などと話しているようだ。

近年、運動会の場所取り行為が次第にエスカレートしており、狭い道路での行列形成を危険視する声もあった。小学校はこの事故を理由に運動会の実施を中止している。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集