ニュルブルクリンク24時間耐久レース 決勝…戦い済んで、また日が暮れて

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独ニュルブルクリンク24時間耐久レースは25日にフィニッシュを迎え、ポルシェ『911』が1-2-3位を独占した。優勝はティモ・ベルンハード、ロマン・デュマ、マーク・リーブ、マルセル・ティエマン組の1号車「911 GT3 RSR」で、148周=3756kmの勝利だった。マンテイ・レーシングチームと、ベルンハード、ティエマンは3年連続の勝利。

2位はアルクン・ハーネ、クリスティアン・ハーマン、ヨヘン・クルムバッハ、ピエーレ・カファー組の23号車「911 GT3-MR」、3位はクラウス・アベレン、サビネ・シュミッツ、エドガー・アルトホフ、ケネト・ヘイヤー組の121号車「911 GT3」。

ベルンハード組は、結果ではポールtoウィンで2位に1周の差をつけての勝利だが、楽勝ではなかった。スタートから数m走ったところで冷却水漏れが発生、修理のためいきなり16分をロスした。

「精神的にこの差は辛かった。だから今回の勝利は私のキャリアでは最高の勝利だ」とスターティングドライバーだったリーブ。「だから最初の12時間は限界の走りだった。夜になってウェットになると、首位に対して周回あたり40秒を縮めた」とデュマも語る。

いっぽう2.0リットル・ターボ・クラスでは、フォルクスワーゲンの新型クーペ、『シロッコGT24』がクラス1-2、総合11位、15位の成績でデビュー戦を飾っている。

118号車:ジミー・ヨハンソン、フロリアン・グルバー、トーマス・ムッチ、ハンス・ヨアヒム・シュトゥック組がクラス1位、117号車:カルロス・サインツ、ジニール・ジゥ・ビリエ、ディーター・デッピング、ハンス・ヨアヒム・シュトゥック(再)組がクラス2位。

また市販型が開発中のトヨタ/レクサス『LF-A』14号車:清水和夫、中谷明彦、木下隆之、飯田章組は121位、42周差で完走。電気/ガソリン・ハイブリッドのグンパート『アポロ』11号車:ハインツハラルド・フレンツェン、ディアク・ミュラー、ドミニク・シュワガー、マルセル・エンゲルス組は53周でリタイア。

出走は217台。20万人を越す観客の前でフィニッシュできたのは151台だった。

《高木啓》

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