トヨタの新型ミニバン『アルファード』/『ヴェルファイア』に採用された「エグゼクティブパワーシート」はゴージャスだ。特別にカスタマイズしたモデルならまだしも、標準仕様の状態でここまで豪華なシートは今まで見たことはない。
エグゼクティブパワーシートは、3.5リットルの上級モデルに採用され、シートバックの角度調整や足を伸ばして座ることができるオットマンなどを電動で操作ができる。
さらにヘッドレストにもサイドサポートが装備され、足もとには大型のフットレストも用意されているので、旅客機のファーストクラスのような、くつろげるシートに仕上がっている。
チーフエンジニアを務めた中越裕三さんは「エグゼクティブパワーシートは新型アルファード/ヴェルファイアの売りのひとつです。また、パワーオットマンを助手席に装備したモデルもありますので、助手席でも快適なドライブを楽しんでいただけます」という。
確かに新型アルファード/ヴェルファイアのエグゼクティブパワーシートを実際に見てしまうと、このシートを欲しくなってしまう人は多いだろう。ミニバンの中ではもっとも高額なモデルになるが、それだけの優雅さを味わうことができるシートだ。