鬼怒川ゴム工業が発表した2008年3月期の連結決算は、売上高は前年同期比7.4%増の653億8200万円と増収。営業利益は32億500万円。
車体部品、防振部品、精密部品の販売拡大に注力した結果、売上げは順調に伸びた。収益面では原材料価格の高騰はあったものの、売上増やグループあげての合理化活動などの効果があらわれた。
経常利益が31億1200万円。当期純利益が4億9000万円となり黒字転換、前年同期は13億9700万円の赤字だった。
今期の業績見通しは、売上高が同4.0%増の680億円、営業利益が同18.6%増の38億円、経常利益が同22.1%増の38億円、当期純利益が同328.2%増の21億円となる見通し。