首都高 代々木PA リニューアルオープン

自動車 社会 行政
首都高 代々木PA リニューアルオープン
  • 首都高 代々木PA リニューアルオープン
  • 首都高 代々木PA リニューアルオープン
  • 首都高 代々木PA リニューアルオープン
  • 首都高 代々木PA リニューアルオープン
  • 首都高 代々木PA リニューアルオープン
  • 首都高 代々木PA リニューアルオープン
  • 首都高 代々木PA リニューアルオープン
  • 首都高 代々木PA リニューアルオープン

首都高速道路グループは25日、リニューアルオープンを翌日に控えた代々木パーキングエリアを報道公開した。「代々木の“小さな森”」というコンセプトの新しいパーキングエリアが誕生した。

約1年間かけてリニューアル工事を行った同PAは、今までの休憩所施設を2階建てタイプに新設し、1階部分を駐車場にあてることで駐車台数が約2倍の41台と拡大。2階部分には、ゆとりのあるトイレのほか、明治神宮の豊かな森を一望できる休憩・飲食フロアなどが設けられた。

首都高速4号新宿線上り、渋谷区代々木1丁目に位置する代々木パーキングエリア。今回のリニューアルで環境配慮型の「エコPA」を目指し、ハイブリッド発電設備(松下環境空調エンジニアリング製)や、遮熱舗装(NIPPOコーポレーション)など、新技術・新素材を積極的に採用。本線道路を挟んで接している明治神宮の森に調和した空間をつくることを目標としている。飲食サービスにおいても、特別栽培農産物に適合した野菜類を使用したメニューを提供する。

まず気になるトイレだが、代々木PAのトイレは男女ともホテルのそれを連想させるほど清潔で広々。女性側が道路側で、洗面所エリアの窓からは明治神宮の緑が見渡せる。男性側は住宅地側。この配置の理由は「防犯上と女性に優しいつくりを目指した結果。女性ユーザーに安心して利用してもらいたいという願いもある」(首都高)という。

飲食サービスでは、FCチェーン「ドトールコーヒー」を初導入。さらに首都高速道路サービスが展開するレストラン「よよぎの森」は、食の安全を配慮し、減農薬・減化学肥料の国産野菜を使用した洋食メニューをそろえる。首都高速道路サービスは、「今までのPAというと、“ラーメンに定食”というイメージが強かった。そこから脱却し、この代々木PAでは"森の空間"を創出した」とPRした。2店とも営業時間は7 - 21時。全席禁煙。

かつての平屋時代の代々木PAの来客数は平日が2100人、土休日が2300人(首都高)。駐車場の許容台数が倍増したことで、首都高グループは「来客数の目標は前の2倍をいきたい」と意気込む。首都高のPAは「進入・合流が難しい」というユーザーの声をよく耳にするが、今回の代々木PAリニューアルのでは進入路・合流路の改良はないという。

女性ドライバーやレジャー客の数を増やしたいという思いが込められた同PA、リニューアル総工費は約6億円という。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集