トンネル内で正面衝突 7人負傷

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20日午後、福島県いわき市内の国道6号で、トンネル内を走行中の軽乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走していた乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で双方の7人が重軽傷を負っている。現場は以前から「衝突事故が多い場所」として地元では悪名高いという。

福島県警・いわき中央署によると、事故が起きたのは20日の午後1時10分ごろ。いわき市久之浜町田之網付近の国道6号・波立トンネル(全長126m)で、トンネル内を走行していた28歳男性の運転する軽乗用車がカーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた43歳男性が運転する乗用車と正面衝突した。

双方のクルマは衝突によって中破。軽乗用車側の3人と、乗用車側の4人がそれぞれ打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容された。軽乗用車の前席に乗っていた2人は骨折の疑いもあり、入院となった。

現場は片側1車線のトンネル内。このトンネルは海岸線沿いにあり、入口付近はカーブとなっている。

《石田真一》

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