日立キャピタル3月期決算…大幅減益 金利上昇など

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日立キャピタルが発表した2008年3月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比28.3%減の107億2200万円と、大幅減益になった。金利上昇や子会社の日立キャピタル損害保険の事業構造転換に伴う固定資産の減損を特別損失として計上したため。

売上高は同1.0%増の1171億8500万円と微増だった。リースで良質な営業債権を積み上げるとともに、信用保証での自動車ファイナンスを強化するなど、収益性の改善に注力したため。

営業利益は国内外の市場金利上昇の影響を受けた結果、同9.9%減の224億8600万円、経常利益が同14.2%減の226億円と減益だった。

今期の通期連結業績見通しでは、売上高が同3.3%増の1210億円、営業利益が同6.7%増の240億円、経常利益が同6.2%増の240億円、当期純利益が同25.9%増の135億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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