酒に酔い潰れて路上で寝る はねられ死亡

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19日未明、長崎県佐世保市内の県道で、酒に酔って路上に寝込んでいたとみられる66歳の男性が軽トラックにはねられて死亡する事故が起きた。事故の数分前に「男性が路上に寝こんでいる」という通報が入り、警官が急行したが間に合わなかった。

長崎県警・相浦署によると、事故が起きたのは19日の午前3時ごろ。佐世保市小佐々町楠泊付近の県道で、車道に倒れていた男性を進行してきた軽トラックがはねた。男性は全身を強打しており、近くの病院に収容されたが約1時間後に死亡している。

後の調べで、死亡したのは現場近くに住む66歳の男性と判明。男性は友人宅に酒を飲みに行った帰りに事故に遭ったとみられる。事故発生の約5分前に現場を通り掛かった人が「男性が車道で寝込んでいるようだ」という通報を警察に行っており、これを受けて近くの駐在所から署員が現場に向かっていたという。この署員が現場に到着したのは事故発生の後だった。

警察では軽トラックを運転していた58歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。調べに対しては「気づいてブレーキを踏んだが間に合わなかった」などと話しているようだ。

《石田真一》

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