120台で正月暴走、暴走族のリーダー逮捕

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大阪府警は10日、今年1月3日深夜から4日未明に掛けての間、大阪府内の一般道でクルマ約120台による暴走行為を繰り広げ、周辺の一般交通の妨害を行ったとして、違法競争型暴走族のリーダー格の男2人を道路交通法違反(共同危険行為)容疑で逮捕した。

大阪府警・交通捜査課によると、逮捕された2人は参加者を募り、今年1月3日深夜から翌4日未明に掛けてのの数時間、4輪車を中心とした車両約120台で大阪府内の一般道で信号無視などの暴走行為を行い、周辺の一般交通の運行を阻害した疑いがもたれている。総走行距離は約120kmで、府内の東西南北を走り回った。

2人の男は峠や高速道路で運転テクニックを競い合う、違法競争型暴走族(ローリング族、ドリフト族)に参加しており、事実上のリーダー格にあるとみられている。旧来からの暴走族(集団走行型暴走族)は減少の一途であり、車両120台が参加した暴走は近年では例がないという。

逮捕された2人は暴走の事実については認めているものの、調べに対して「自分たちはリーダー格ではない」などと反論。こそう呼ばれることについては完全否認しているようだ。

《石田真一》

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