渋滞に構わず踏切進入し、列車と衝突

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7日、富山県富山市内の富山地方鉄道線の踏切で、渋滞のため踏切内に取り残された軽乗用車と、急行列車が衝突する事故が起きた。列車の運転士が車の存在に気づき、減速を開始していたため、車の運転手も軽傷で済んだ。警察では漫然進入が事故の主因とみている。

富山県警・富山中央署によると、事故が起きたのは7日の午前10時30分ごろ。富山市稲荷元町3丁目付近にある富山地方鉄道本線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽乗用車と、通過中の下り急行列車(電鉄富山発/立山行き、2両編成)が衝突した。

電車の運転士は踏切内で停車している車に気づき、急ブレーキを掛けたが、20 - 30km/hの速度で衝突。車は中破したが、運転していた67歳の男性にケガはなかった。列車の乗客乗員約15人も無事だという。

警察では過失往来危険容疑で男性から事情を聞いているが、調べに対しては「前で渋滞が発生し、踏切内に取り残されているうちに遮断機が下りた」などと話しているようだ

《石田真一》

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