路肩に停車していた車に突っ込む 1人死亡

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6日夜、徳島県吉野川市内の国道192号で、路肩に駐車していた軽乗用車に対し、後ろからきた乗用車が減速しないまま追突する事故が起きた。双方のクルマは大破。この事故で軽乗用車に同乗していた60歳の男性が死亡している。

徳島県警・吉野川署によると、事故が起きたのは6日の午後9時ごろ。吉野川市山川町湯立付近の国道192号で、路肩に停車していた軽乗用車に対し、後ろから進行してきた乗用車が減速しないまま追突した。

双方のクルマは中破。軽乗用車の助手席に同乗していた60歳の男性が胸部などを強打。近くの病院に収容されたが、翌7日午前に外傷性ショックが原因で死亡した。シートベルト着用の有無ははっきりしていない。警察では追突側の乗用車を運転していた36歳の女性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は片側1車線で、見通しの良い直線区間。軽乗用車は事故直前に故障。異常を感じた運転者が路肩にクルマを止めていたという。しかし、追突防止の措置は取っておらず、追突側の運転者もクルマが停止していると気がついていなかったようだ。

《石田真一》

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