3月29日、千葉県君津市内の国道で、対向車線を逆走していたバイクが、順走していた軽乗用車と正面衝突した。バイクは転倒、乗っていた20歳の男性と15歳の男子中学生が重傷を負っている。警察ではバイクが故意に対向車線側に進入した可能性が高いとみている。
千葉県警・君津署によると、事故が起きたのは3月29日の午後10時50分ごろ。君津市郡1丁目付近の国道127号で、対向車線を逆走していたバイクと、順走していた46歳女性の運転する軽乗用車が正面衝突した。
バイクは衝突の弾みで転倒。乗っていた20歳の男性と、15歳の男子中学生は路上に投げ出されて頭部などを強打する重傷を負った。クルマも中破したが、運転していた女性にケガはなかった。
現場は見通しの良い、片側2車線の直線区間。中央分離帯も設置されている。警察ではバイクが故意に対向車線側に進入した可能性が高いとみて、運転者の特定を急いでいる。