22日、富山県小矢部市内の民家敷地内で、道路にバックで進出しようとしていた89歳男性の運転する軽トラックが、後方にいた88歳の女性をはねた。女性は転倒した際に腹部を強打し、死亡している。漫然運転が事故の主因とみられる。
富山県警・小矢部署によると、事故が起きたのは22日の午後1時55分ごろ。小矢部市長付近にある民家敷地内で、この家に住む89歳の男性が軽トラックを運転し、バックで道路に進出しようとしたところ、車両の後方にいた88歳の女性をはねた。
女性は荷台に押し出されるようにして転倒。近くの病院に収容されたが、腹部を強打したことが原因で約1時間後に死亡している。警察ではクルマを運転していた男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。
調べに対して男性は「後方の安全を確認しなかった」と話しており、警察では漫然運転が事故の主因とみている。