寺の参道で事故、シートベルト未着用の2人死傷

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16日午前、和歌山県那智勝浦町内にある寺の参道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の石垣に衝突する事故が起きた。この事故で後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた女性が死亡。別の同乗者も軽傷を負っている。

和歌山県警・新宮署によると、事故が起きたのは16日の午前10時30分ごろ。那智勝浦町庄付近にある大泰寺敷地内の参道を走行していた82歳男性の運転する乗用車が路外に逸脱、道路左側の石垣に衝突した。

クルマは小破。後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた女性が前方に投げ出されて頭部を強打。地元消防が手配したドクターヘリで和歌山市内の病院に搬送されたが、脳挫傷などが原因で同日深夜に死亡。別の同乗者1人も打撲などの軽傷を負った。

現場は幅員約3.5mの舗装路で、クルマの進行方向に向かって右カーブとなっていた。警察ではクルマを運転していた男性から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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