11日未明、岐阜県下呂市内の国道41号を走行中の大型トラックが路外に逸脱し、のり面のコンクリート壁に衝突する事故が起きた。この事故で運転席後部のベッドに寝ていた39歳の男性が投げ出され、間もなく死亡している。
岐阜県警・下呂署によると、事故が起きたのは11日の午前0時10分ごろ。下呂市金山町中切付近の国道41号を走行していた大型トラックが路外に逸脱。道路左側のコンクリート壁(のり面)に衝突した。
衝突の衝撃で、運転席後部の休憩スペースに設置されたベッドに寝ていた39歳の男性が前方に投げ出されて頭部を強打。近くの病院に収容されたが、間もなく死亡した。運転していた47歳の男性にケガはなかった。
警察では運転していた男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いているが、男性は「後ろから物音がしたので振り返った際にハンドルを動かしてしまった」などと話しているという。