JTBグランドツアー&サービスは、個人向け海外パッケージツアーとして『カーボンオフセット旅行』を7日から発売する。
カーボンオフセット旅行とは、参加者の旅行代金のうちの1000円と、ツアーの収益からの1000円の、合計2000円を原資として、日本国内の風力、太陽光、バイオマスガスによる発電エネルギーなど自然エネルギー施設に投資、旅行中排出するCO2をオフセット(相殺)するというもの。
参加者と旅行会社が同額を拠出し、カーボンオフセットする海外パッケージ旅行はJTBグループで初めて。旅をしながら環境を考える気づきの機会を参加者に提供するのが狙い。
方面は、世界危機遺産に指定され、注目が高まるガラパゴスで4 - 10月に3本設定し、目標人員は40人。参加者の反応を見ながら11月以降についてはより対象コースの拡大を検討する。
旅行後、参加者には、「自然エネルギー コム」が発行する「グリーン電力証書」が1人につき1枚づつ渡される。カーボンオフセット旅行で、個々の参加者に電力証書が渡されることは珍しい。