パトカーから逃走のクルマ、対向車と衝突

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20日未明、長野県長野市内の県道で、信号無視を行ったとしてパトカーの追跡を受けていた軽乗用車が対向車線側に逸脱、対向車線を順走してきた軽トラックと衝突した。この事故で軽トラックを運転の男性が重傷を負ったが、逸脱側のクルマに乗っていた3人のうち、2人が逃走している。

長野県警・長野南署によると、事故が起きたのは20日の午前0時40分ごろ。長野市川中島町御厨付近の県道をパトロールしていた同署パトカーが、交差点の信号を無視して進行する軽乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始。クルマは約500mほど走ったところで対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた軽トラックと衝突した。双方のクルマは中破。軽トラックを運転していた22歳の男性が右足骨折の重傷を負ったが、逸脱側のクルマに乗っていた3人のうち、同乗者2人が徒歩で現場から逃走した。

警察ではクルマを運転していたとみられる20歳の男から自動車運転過失傷害と道路交通法違反(信号無視)などの容疑で事情を聞いている。調べに対して男は「同乗していた2人とは知りあったばかりで、(身元などは)よくわからない」と話しているという。

《石田真一》

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