新日石、温暖化ガス排出権クレジットの分配受ける

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新日本石油は、同社が出資する日本温暖化ガス削減基金(JGRF)が獲得した排出権クレジットが同社の国別登録簿管理口座に移転/分配されたと発表した。

JGRFは、京都メカニズムを活用した温暖化ガスの排出削減プロジェクトから生じる排出権クレジットを購入し、それを出資者間で分配することを目的に2004年12月に設立されたアジア初のカーボン・ファンド。

実際のクレジット購入は、JGRFと同時に設立された日本カーボンファイナンスが行い、JGRFは日本カーボンから転売を受ける形でクレジットを獲得し、出資比率に応じてファンド出資者に移転/分配する。

今回、JGRFが移転したクレジットは「アントニオ・モラン風力発電プロジェクト(アルゼンチン)」事業から獲得した約10万トンで、このうち7376トンが同社に分配されるクレジットとなった。

今回の排出権クレジット移転は、同社管理口座に移転される排出権としても第1号案件で、同社排出権クレジット獲得事業での目に見える成果としている。

《レスポンス編集部》

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