第一交通が発表した2007年4 - 12月期の連結決算は当期純利益が前年同期比8.9%減の17億9600万円となり、大幅減益となった。
売上高は同8.1%増の661億2900万円と増収だった。不動産事業とバス事業が増収だったため。
しかし、損益面では、タクシー事業、バス事業が燃料費の高騰による影響や金融事業での利息返還請求の増加による利息返還損失引当金の積み増しなどで悪化した。営業利益は同20.4%減の41億5300万円、経常利益が同17.7%減の39億2500万円と減益だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。