三菱重工業は、次世代のリージョナルジェット機MRJの主要システム製作に参画するパートナー5社を決定したと発表した。今回決定したサプライヤーは、米国企業3社と日本企業2社。
油圧システムには、油圧システム開発メーカーであるパーカー・エアロスペース社。電源、空調、補助動力(APU)、燃料タンク防爆、高揚力装置、防火の各システムには、航空機用制御機器のハミルトン・サンドストランド社が参画する。
フライト・コントロールシステムには、航空電子機器メーカーであるロックウェル・コリンズ社とナブテスコ、降着システムには、住友精密工業が選定された。
すでにエンジンには、最新鋭のプラット・アンド・ホイットニー製「Geared Turbofan」の採用が決まっており、今回の選定により、MRJの主要システムのパートナーが決定したこととなる。