アルプス技研が発表した2007年12月期の連結決算は、売上高が前年同期比4.1%増の224億7300万円、営業利益は同1.5%増の16億900万円と増収増益だった。
主要顧客である製造業では、電機・精密機器業界は、薄型液晶カラーテレビや一眼レフ・コンパクトタイプなどの高機能デジタルカメラなどの販売が好調に推移し、自動車関連業界では、アジアなどの新興国の需要の拡大により、生産・輸出は増加基調で推移した。
経常利益は同6.0%増の15億7700万円、当期純利益が同133.3%増の9億5900万円だった。
2008年12月期の連結決算業績見通しは、売上高が同8.1%増んも243億円、経常利益が同11.0%増の17億5000万円、当期純利益が同9.4%増の10億5000万円となる見通し。