気に食わない…アルコール検知管を破壊 逮捕

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愛知県警は1日、アルコール検知の際に使用するアルコール濃度検知管を破壊したとして、40歳の男を道路交通法違反(飲酒検知拒否)の現行犯で逮捕した。飲酒運転の可能性が高く、同容疑でも調べを進めている。

愛知県警・愛知署によると、事件が起きたのは1日の午後7時35分ごろ。これより約10分前の午後7時25分ごろ、長久手町作田付近の県道で信号待ちのために停車していた乗用車に対し、後続の乗用車が追突する事故が起きた。

被害者から通報を受けた同署員が現場に急行。追突側のクルマを運転していた男が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコール分を検出した。

署員が検知されたアルコール濃度を確認するよう男に求めたところ、男は検知管を二つ折りにして破壊したため、飲酒検知拒否と判断。道交法違反の現行犯で逮捕している。

調べに対し、男は直前まで自宅で飲酒していた事実を認めた上で、「気に食わなかった」などと話しているという。飲酒検知拒否で逮捕になることは知らなかったらしく、酔いが醒めた後は反省の態度を見せている。

《石田真一》

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