トヨタ自動車は、社会貢献活動の一環として、3月26 - 29日の4日間、千葉県木更津市「かずさアカデミアホール」で、日本アマチュアオーケストラ連盟(JAO)との共催で「第24回トヨタ青少年オーケストラキャンプ」を開催すると発表した。
キャンプ最終日にあたる3月29日には市川市文化会館大ホールで、キャンプの成果発表となる「日本青少年交響楽団特別演奏会」を実施する。指揮は現田茂夫氏(神奈川フィルハーモニー常任指揮者)。入場は無料。
トヨタ青少年オーケストラキャンプは、音楽を通して将来を担う青少年を育成することを目的に、1985年からトヨタとJAOが連携して開催している合宿研修で、今年度で24回目。
プログラムの趣旨は、第一線で活躍しているプロの演奏家を講師に招き、その指導のもとで全国から集まった青少年が「自身の手による運営」をモットーに合宿形式で練習することで、演奏技術を学び、その体験を地元に持ち帰り地域のオーケストラ活動に生かすこと。2年間を1単位とし、2年目にはその成果を特別演奏会として発表する。
これまでに参加した青少年は延べ4000人以上で、現在各地のオーケストラ活動の中心となって活躍している。
また、キャンプ開催に合わせて、豊かな音楽環境を開催地周辺の青少年とも共有し、アマチュア音楽活動の拡がりを支援しようとの趣旨から始まった地域貢献プログラム「トヨタ・楽器の友だち大集合」も開催する。キャンプ開催地である上総地域周辺の多くの学校の子どもたちに、キャンプに参加するプロの講師による楽器別講習会を体験してもらうプログラムであり、上総周辺地区では2回目の開催となる。