複数台のクルマがはねる? 女性が死亡

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27日夜、茨城県行方市内の県道でを歩いていた20歳の女性がクルマにはねられて死亡する事故が起きた。警察へ通報してきた男性が「何か踏んだような気がした」などと離しているが、他車が先にはねていた可能性もあり、事故発生の経緯を調べている。

茨城県警・行方署によると、警察が事故発生を認知したのは27日の午後9時40分ごろ。行方市井貝付近の県道を走行していた36歳の男性から「頭から血を流した女性が路上に倒れている」との通報があった。

現場に急行した同署員が倒れている女性を確認。女性は近くの病院に収容されたが、頭部強打などが原因で間もなく死亡している。その後の調べで、死亡したのは同市内に住む20歳の女性と判明している。

通報者の男性は「クルマで走行中に何かを踏んだ気がした。気になって戻ってきたら女性が倒れていた」などと供述しており、クルマの底部には女性をひきずった際に生じたとみられる痕跡が残されていた。しかし、前部に衝突痕はみられないという。

現場は片側1車線の直線区間。街灯は無く、夜間の見通しは良くないという。警察では通報者の男性から自動車運転過失致死容疑で引き続き事情を聞いているが、直前に女性をはねた別のクルマが存在する可能性があるとして、目撃者探しを続けている。

《石田真一》

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