クライスラーグループが時給労働者早期退職へ

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クライスラーグループはデトロイト周辺の12の工場で働く時給労働者に対し、最高で10万ドルの早期退職金を支払うリストラ策を発表した。ただし今回何人の早期退職を募集するのかなどの詳細は明らかにされていない。昨2007年11月、同社は最大で1万人の労働者削減案を発表した。

GM、フォードモーターも08年1月始めに同様の早期退職プランを発表しており、GMでは4万6000人を対象にするとしている。フォードではすべての時給労働者に相当する5万4000人が対象と規模も大きい。

アメリカでの自動車販売は低調が続き、08年の販売台数は15年来の低い数字となり、年間1500万台ペースという予測もある。ビッグ3は市場の動き次第ではさらなるリストラもやむを得ないという姿勢だ。

昨年サーベラスに買収されたクライスラーグループは、買収直後に経営立て直しとして1万3000人のリストラ策を発表した。それに加えての1万人削減で、アメリカ国内の自動車工業組合加盟の労働者の約半数をリストラすることになる。この中には約4割のホワイトカラー労働者も含まれている。

クライスラーは今年大幅な減産体制で赤字削減に臨むとしており、労働者削減が急がれるが、今回の早期退職募集は2月18日を締め切りとしている。この結果次第で、さらなるリストラ策の追加発表も視野に入って来た。
《Sachiko Hijikata, US editor》

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