三菱商事、インターメタリックスと提携…高性能ネオジム磁石を量産化へ

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三菱商事は、インターメタリックスが実施する第三者割当増資を引き受け、資本提携すると発表した。三菱商事はインターメタリックスに19.2%出資し、第2位の株主となる。

インターメタリックスは高性能なネオジム磁石に関する新技術の開発会社。三菱商事は、インターメタリックス社に資本参加して同磁石の量産化と普及、原料であるレアアース(希土類)資源の確保を目指す。

現在、永久磁石であるネオジム磁石は、ハイブリッド自動車用モーターや省エネルギー型エアコン、MRI(医療用画像診断機)、パソコンのハードディスクドライブ、携帯電話などに使用されている。しかし、ネオジム磁石には摂氏100度以上の高温で急激に磁力が落ちる弱点があり、この対策として従来はネオジム以上に希少であるディスプロシウムを添加していた。

ネオジム磁石の発明者である佐川眞人氏がインターメタリックス社で、合金の粉砕、成形、焼結などの全工程を見直して、ネオジム磁石の性能を強化し、特に省ディスプロシウムで高温での磁力性能を向上できる新技術を開発した。

三菱商事では、新ネオジム磁石技術の普及・拡大がハイブリッド車、電気自動車等のモーター、風力発電システムのエネルギー効率の向上など、地球環境に優しい「新しい社会」の実現に大きく寄与すると判断している。
《レスポンス編集部》

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