横浜ゴムは、4月1日から国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすると発表した。
タイヤの原材料である天然ゴムの相場は、依然として高値水準で推移しており、合成ゴム、カーボンブラック、各種配合剤などの石油化学系原材料価格も、記録的な原油高により高騰を続けている。同社では、生産性向上やコスト削減などの内部改善を続けてきたものの、企業努力だけではこれを吸収することは困難なため、値上げに踏み切るとしている。
対象は乗用車用から建設車両用タイヤまで全品種、チューブ、フラップで値上げ率は乗用車・小型トラック用タイヤが平均5.5%、トラック・バス用タイヤが5 - 7%、建設車両用タイヤが10%。