IHIは、海外プラント事業で大幅な損失を計上、2008年3月期業績見通しを下方修正するなどしたことから、伊藤源嗣代表取締役会長が引責辞任すると発表した。2008年1月1日付けで、伊藤会長は代表権を返上、取締役も辞任して相談役となる。会長職は空席とする。東京証券取引所はIHIが過去の決算を訂正する予定なことも含めて上場廃止基準に抵触する可能性があるとして11日から監理ポストに割当てている。